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02 東京経由カタール行き

三好 康児
KOJI MIYOSHI

02 東京経由カタール行き 三好 康児

U-22日本代表では背番号10を背負い、東京で行われる世界の祭典でも活躍が期待される三好康児。カタールW杯に向けて世代交代が進むA代表においても、彼の台頭を待ちわびる人も多いだろう。今年の夏にベルギーへ移籍し、さらなる成長を続ける彼が語る、日本代表への思い。

日本代表の新ユニフォームはどんな印象ですか?

三好:シンプルにすごいなと思いました。柄がまず目に入ってきて、かなり派手な印象ですね。

三好選手は空を見るとどんな気分になりますか?

三好:現在住んでいるベルギーは雨や曇りが多いので、たまに晴れるとすごく清々しい気持ちになります。日差しを浴びると、今日も張り切っていこうという気分になりますね。あとは、まだチームの選手とうまくコミュニケーションが取れない中で、天気の話はコミュニケーションが生まれるきっかけになります。それに、空はどこまでも繋がっていると思うと、海外にいても寂しくならないですね。

U-15の時から世代別の日本代表でプレーされていますが、三好選手にとって日本代表はどんな存在ですか?

三好:2002年の日韓W杯をテレビで観て、自分も同じ舞台に立ちたいと思ってサッカーを始めました。日本代表は僕の原点で、ずっと目指している憧れの場所です。ようやくそこに選ばれるチャンスのあるところまで来て、思いはさらに強くなっています。日本代表として戦う責任や難しさはもちろん感じますが、日本サッカーが発展していくために国民の期待を常に感じていかなければいけないと思います。これまで漠然となりたいと思っていたものが身近になり、いろんなものを背負わなければいけないと感じているところです。

この夏には、南米で行われた大会で初めてA代表としてプレーしました。

三好:若手主体のメンバーでしたが、A代表の一員としてプレーできたことは率直に楽しかったです。あのような雰囲気での試合は、世代別代表ではなかなか味わうことができません。中でも、ウルグアイ戦の得点は印象に残っています。試合には負けましたが、選手として自信につながる大会でした。

いよいよ来年は東京で世界の祭典が開催されますね。

三好:生きているうちにこんなことが起きるとは思っていませんでした。まだどんなものになるのか想像できていませんが、タイミングも含めて出るチャンスがあるのは嬉しいことですし、しっかりとものにしたいです。出るからには優勝を目指したいですね。過去の大会ではベスト4まで進出していますし、日本で試合ができるアドバンテージは大きいので、チャンスは十分あると思います。それだけ力のある選手が揃っているので、チーム一丸となって目指したいです。

三好選手自身はどんなプレーをしたいですか?

三好:攻撃的なポジションなので、得点に絡むプレーを意識したいですね。自分がボールを持ったらすべてチャンスに繋げるつもりでプレーしたいと思っています。もちろん、自分が得点を取るのが理想です。

東京での目標は伺いましたが、その先に見据えている目標を教えてください。

三好:A代表の試合に出場することです。現在行われているカタールW杯の予選でも同世代の選手がプレーしている中で、彼らに負けていられないという思いもあります。そのためには、そこに出場できるだけのプレーを自分が続けることが大事です。そして、W杯でプレーするのが最大の目標です。もちろん出場するだけでなく、日本サッカーの歴史を自分たちで塗り替えたいです。W杯における日本代表の最高成績がベスト16なので、ベスト4を目指したいですね。

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