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10 選手と同じ気持ちで目標に向かう

山根 威信
TAKENOBU YAMANE

峯尾 雅樹
MASAKI MINEO

10 選手と同じ気持ちで目標に向かう 山根 威信

日本代表の縁の下の力持ちと言われるキットマネージャー。試合時のユニフォームや練習道具の管理など、一般的には用具係を意味しているが、その仕事は多岐に渡る。彼らがどんな思いを持って代表を支えているのか、アディダスジャパンの山根威信氏・峯尾雅樹氏に話を聞いた。

日本代表のキットマネージャーになったきっかけを教えてください。

山根:代表に関わる前は、Jリーグのクラブにいました。現在代表で一緒に活動する麻生英雄さんが、当時そのクラブのキットマネージャーをしていたのですが、彼がクラブを離れて日本代表を担当するタイミングで誘ってもらい、元々サッカーの仕事に興味があったので、自分もやってみようと思い始めました。その後、1998年に所属していたクラブが消滅することになったのですが、ちょうど日本サッカー協会とアディダスジャパンが契約を結んで用具担当が必要になったということで声がかかり、1999年にアディダスジャパンに入社し代表に携わるようになりました。最初はユース世代を担当し、現在は主にA代表で活動しています。

峯尾:自分もサッカーをやっていたので、サッカーの仕事に対する憧れがありました。最初は知り合いを通じて仕事を探していたもののなかなか見つからず、麻生さんが設立した会社でサッカー協会とアディダスの倉庫を管理するアルバイトをしていました。そこで仕事をしながらますます思いが強くなってきた時に、なでしこジャパンに空きが出たという話を聞き、携わらせていただくことになりました。最初は、どんな形でもいいからプロの世界に入ってみたいという気持ちでしたね。代表チームを担当するようになったのは2009年の頃で、最初はなでしこジャパンを担当しました。まだW杯で優勝する前ですね。今は男子のU-23代表チームを中心に活動しています。

普段は何名ぐらいで動いているのでしょうか?

山根:A代表の場合、25-30人ぐらいのスタッフがいますが、その中でキットマネージャーは2人です。それ以外のカテゴリーだと1人もしくは帯同しない事が多いですね。カテゴリーによって荷物の量が変わりますし、特にW杯などの世界大会になると長期間の遠征になるので、荷物の数が300個を超えることもあります。

どんなところにやりがいを感じていますか?

山根:A代表には、W杯優勝という大きな目標があります。その目標に向かってチームの一員として携われていることにやりがいを感じています。

峯尾:2011年の女子ドイツW杯は、国内キャンプから始まり長期間チームと一緒に活動し、最終的に優勝トロフィーを掲げることができました。自分にとってすごく大きな経験でしたね。

これまでで大変だったことはあります?

峯尾:U-23代表の遠征で、2016年にポルトガルのリスボンへ行った時ですね。経由地だったパリの空港でストライキが起きて、現地に到着したのは予定の2日後でした。さらに荷物の半分以上をロストし、選手のスパイクも届かなかったので、慌てて現地のサッカーショップにスパイクを買いに行きました。あの時は本当に大変でしたね。

山根:A代表はカタールW杯のアジア予選が始まりましたが、発展途上国への遠征もあります。飛行機や電車など、移動の中で選手にストレスをかけないように気をつけています。出発前はほとんど寝ずに準備することもありますね。試合後も同じです。体力的にきつい時もありますが、チームがストレスなく動けるよう、どれだけ大変でもチームの事を第一に心がけています。

印象に残っているエピソードはありますか?

山根:2002年の日韓W杯は異常な盛り上がりでした。選手がホテルからバスでスタジアムに向かう道中にずっと花道ができていて、ものすごい注目度でしたね。自分にとって初めてのW杯だったこともありますが、本当にすごいことが起きているんだと感じました。今でこそ6大会連続でW杯に出場していますが、それを続けること、そして文化としてサッカーを根付かせていくことが大事だと思います。

峯尾:先ほども話しましたが、2011年のなでしこジャパンの優勝ですね。あとは、リオで行われた世界の祭典のアジア予選を兼ねた大会の決勝です。試合中はロッカールームにいたので、近くにいた警備のおじさんが状況を伝えに来てくれました。前半は韓国に0-2でリードされていたのですが、後半に入って日本が得点し、同点になった時におじさんのテンションが変わってきて、このままいけば勝てると思ったのを覚えています。最終的に3-2の逆転で優勝し、リオの切符を掴んだことと合わせて大きな思い出になりました。僕の中ではその2つが大きいですね。

選手が気持ちよくプレーできる環境を作る

選手と接する上で、心がけていることを教えてください。

山根:時差ボケやホテル住まいで辛そうな選手がいれば、メディカルスタッフに報告したり、少しでも選手の気持ちがポジティブになるように接しています。あとは、こちらが疲れている様子を見せると逆に心配されてしまうので、そういう姿は絶対に見せないように心がけています。

峯尾:自分たちはスタッフからもいじられやすいポジションなので、とにかく明るくするように心がけています。

山根:場を和ませるという意味では大事なポジションですよね。僕が初めて代表に携わった頃は、自分より年上の選手が多かったので、よく可愛(イジられる)がられました。今は年上の立場になりましたが、年下の選手にいじってもらうことで場が和むこともあります。チームを引き締めるのはコーチングスタッフの役割なので、僕たちは選手ができるだけリラックスできるような環境を作れたらと思っています。

これまで接してきた中で、印象に残っている選手はいますか?

峯尾:なでしこジャパンだと、澤穂希さんは印象に残っていますね。若手選手に対してプレーで語っていました。逆に、宮間あやさんは言葉で伝えるタイプでした。男子よりも女子の方が上下関係がしっかりしている印象はあります。澤さんに憧れてサッカーを始めた子が代表に入ってきて、彼女の背中を見て学んでいく様子をたくさん見てきました。

山根:印象的な選手はたくさんいますが、個人的には監督の方が濃い印象があります。外国人監督の場合、その方の国や文化によってタイプが異なりますし、癖がある人やキャラの濃い監督をたくさん見てきました。監督によってチームの色が変わるので、毎回新鮮ですね。

お二人にとって、日本代表はどんな存在ですか?

峯尾:日本代表は、サッカーを知らない人でもテレビで観るぐらいの注目度があり、自分がそのチームのスタッフであることに責任を感じます。キットマネージャーの仕事をやってみたい人もいると思うので、そういった人にとって見本になれるよう日々頑張りたいです。

山根:日本代表は、サッカーをしている人からすると憧れの場所です。もっと憧れられる存在でなければいけないし、あのチームに入りたいと思ってもらえるようなチームになれるよう、自分も頑張らなければいけません。表で頑張るのは選手ですが、自分たちもチームの一員であることに変わりないので、チームの価値を上げられるようにサポートしていきたいです。

来年にかける思いを聞かせてください。

山根:A代表に関しては、カタールW杯のアジア予選で一つ一つの試合に勝っていくことです。最近はW杯に出場するのが当たり前だという世間の目もあるので、その期待に応えるべくサポートしていきたいです。W杯も、いつまでもベスト16止まりでは日本サッカーにとってもよくないので、さらに上を目指していく中でチームの目標を達成できるように一緒に頑張りたいです。

峯尾:U-23代表は東京でのメダルが目標なので、その目標を達成できるように自分たちも最善の準備をしたいです。何色でもいいので、生でメダルを見たいですね。

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