石川直宏 受け継がれていく不屈の精神

NAOHIRO ISHIKAWA

8月2日の引退会見から4ヶ月、ついにこの日がやってきた。
東京のバンディエラ、石川直宏。
幾度となる困難にぶつかりながらも、それを乗り越えてきた不屈の精神。
そんな彼が引退を迎えた今、何を考えているのか。
18年間の選手生活を彼とともに振り返る。

石川直宏

—引退を発表してからの心境は?

自分の中で100%の力でプレーしていた中で、怪我も含めて自分の思うような形でチームに貢献できない悔しさがありました。引退を決断する際に、試合に出られなくなって引退する場合と、逆に試合に出続けてやりきった感覚の中で辞める場合の二つあり、そういった意味で僕は後者だと思います。どうせ辞めるなら、こういう引退の仕方もあるんだと、自分の背中を見ている後輩やサポーターに向けて、周りにいい影響を与えたかったので、自分のアクションで感じてもらえることがあると思い、早いタイミングで引退の決断をしました。

—プロ生活の中で思い出を教えてください。

初ゴール、初出場など、いろいろ経験してきました。ピッチからの眺めは毎試合違うし、色んなスタジアムに行ったし、ゴールも印象に残っています。その中でも、たくさんのサポーターがいる前でプレーする風景は一番忘れられないですね。

—サッカーをやってきてよかったこと、学んだことは?

信念を持ってやると、先につながっていくということですね。自分次第で引き寄せることができたり、自分ではどうしようもない部分も、それを続けることで道が開けたり。自分だけではなくて、その姿に共感してくれる人が現れたり、そういう思いが一つになる瞬間をいつも感じることができました。苦しい時やピンチの時は逆にチャンスだと思うし、ネガティブなことをポジティブなことに変える中で生まれる絆や感覚は、サッカーを続けてきたからこそ得られたもので、やっていてよかったと思います。

—2002年の頃に石川選手が履いていた『プレデター マニア』と
11月22日(水)に発表されたばかりの『プレデター 18』

すごい進化ですよね。紐がないって昔は考えられなかった。もう一つは軽さが全然違う。当時はちょっと重めの方がしっくりきていましたが、今は軽い方が合っています。アディダスと言えばプレデター、プレデターを履けたら一流、みたいな感覚がありましたし、スパイク一つ一つに思い出が詰まっていて、歴代のスパイクは実家で保管しています。ゴールという出来事は一瞬ですが、風景やスパイクで雰囲気を永遠に感じられます。試合も何試合やったなって。

—サッカー選手にとって、スパイクは大事な道具ですよね。

自分は『プレデター マニア』で育ってきましたが、今の選手は『プレデター 18』と一緒にこれから育っていくんですよね。そこからまた進化したプレデターが出てきて、それを履く新しい選手が出てくる。選手もスパイクもそういうことだと思います。振り返ってみて、「懐かしいな、やっぱりこれが一番いいよね」ということの繰り返し。感慨深いですね。

プレデター マニア プレデター 18
石川直宏

—最後の質問です。今後の目標や夢は?

色々ありますね。もちろんサッカー界に貢献したいし、応援してくれたファンやサポーターに「ナオらしいね」と言ってもらえるようなチャレンジは必要だと思っています。積み重ねてきた経験は色々ありますが、そこから新たなことにチャレンジしたいですね。完全にサッカーから離れることは難しいので、自分がサッカーを通じて経験してきたことをサッカーを知らない人たちに伝えられることもあるし、ビジネスにするかはわかりませんが、自分の視点からサッカーを仕事としている人たちに刺激を与えられたらなと思います。あとは、ずっとサッカーの世界で育ってきたので、また違う世界を知ることで刺激を受けて、新たなモノを作っていきたいです。

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