ライフスタイル
ウィンタージャケットのフィッティング:自分にぴったりなサイズを見つける方法
ウィンタージャケットで最大限に暖かく快適な着心地を得るカギは、寸法を適切に合わせるフィッティング。では、インサレーションジャケットの理想のフィット感とは?このガイドで、自分にぴったりなサイズを見つけよう。
自分にぴったりなウィンタージャケットを選ぶ
雨や雪、冷気に襲われたとき、適切なアウターウェアがあるかどうかでずいぶん違う。 身体の寸法にぴったりとフィットする 暖かいウィンタージャケットを着れば、厳しく冷え込んだ日の通勤も楽しい冒険に変わるだろう。ひょっとすると、冬のシーズンを通じて新たな愛を育むチャンスも見つかるかも。
特に寒冷地に住んでいるなら、ウィンターコートは毎日活躍し、着る人をどんな天候からも守るものでなければならない。パフォーマンス素材を使用した高品質のジャケットは保温性に優れ、長持ちする。しかし優秀なウィンターコートでも、快適な着心地のためには身体に適切にフィットするものでなければならない。ジャケットが小さすぎたり大きすぎたりすると、寒波が押し寄せたときに身を守りきれないかも。では、適正なサイズはどうすれば分かるだろうか。このクイックガイドでウィンタージャケットのフィッティングを知れば、寒さに備えて「ちょうどいい」と思える重ね着ができるはずだ。
インサレーションジャケット
寒いシーズンは、ダウンや化繊を保温素材として使用したジャケットを着ると、必要な部分に格別の暖かさが得られる。キルティング加工を施した表地と裏地の間に詰まった中わたが空気を含み、身体をふんわり暖かく保つ。
パファージャケットをオンラインで購入したら、その中わたのふんわり感が戻るまで少し待たなければならない。しっかり梱包されていた新品のパファージャケットなら、適切なフィット感と高い保温性を得るには、数日かけて外気にさらし、ふくらませる必要がある。配送されたばかりの新しいジャケットを風通しの良いスペースに吊るす際は、数回優しく振るといい。
インサレーションジャケットのフィッティング
他のアウターウェアと同じように、適正なサイズのインサレーションジャケットを選ぶと、最大限によい着心地を感じられる。キルティングコートは軽量ではあるが、当然ウインドブレーカーやレインジャケットよりもわずかながら厚手だ。パファーコートが小さすぎると、中わたの中に空気が循環する余裕が十分に取れない。大きすぎると、小さなエアポケットはすぐに暖まる一方、広くて風通しのいい場所にいるのと同じように、隙間から冷気が入り込みやすい。
新しいウィンターコートを購入する際に、自分に合った適正サイズの選び方
ウィンタージャケットのフィッティングをチェックするいくつかポイントを押さえておくと、自分にぴったりなサイズを見つけやすい。下記で紹介するヒントに基づけば、わずか数分でぴったりなサイズを見つけられるかもしれない。
レイヤリング
充分やパーカー、セーターを着込んだら、快適な着心地と動きやすさを確認しよう。さらなる暖かさが必要なら、ジャケットとスウェットシャツを通じて暖かい空気がめぐるようにすること。
ジャケットの丈
丈が長めのコートやパーカーは腰から下までをしっかりカバーしてくれる一方、短めのコートは動きやすい。ウィンタージャケットの丈をチェックする際は、身に着けてからフロントジップを引き上げること。そして腕を頭上に上げて胴体を伸ばし、丈の長さを確認しよう。裾がウエストバンドより上がるならおそらく短すぎて、おなかのあたりを寒さにさらすおそれがある。両手を上げるとジャケットのフロントがふくらむ場合は、おそらく大きすぎる。
両腕を上げたときの肩まわりのフィット感にも気を付けよう。肩まわりがきつすぎると、ジャケットがさらにずり上がる原因になるかもしれない。
袖
次は袖の長さをチェックしよう。ウィンターギアと一緒にジャケットを着用してフロントジップを引き上げ、両腕をまっすぐ前に出す。理想的なフィット感としては、袖口がちょうど手の付け根に当たるくらいがいい。手首が出ている場合は袖が短すぎる。手が袖口に隠れていれば、袖が長すぎる。
小さすぎか、大きすぎか
コートの寸法が合っていない場合、どうすれば分かるだろうか。鏡の前に立ち、正しくフィットしていないしるしを見つけよう。画像左のように、袖口から手首が出ていて裾がずり上がっているなら、そのコートは小さすぎる。袖口に親指が隠れ、肩幅が自分のよりもはるかに広いなら、そのコートは大きすぎる。
適正サイズ
見るべきポイントが分かれば、自信を持って理想のサイズを選べるはず。袖は、手首を十分カバーする長さであること。肩は、下に着込んだ状態でも、自分を楽にハグできるほど十分に幅があること。ジャケット背面は、自分の背中の曲線になだらかに沿っていること。コートのボディの形状が崩れ、オーバーサイズになる場合は、コートが大きすぎるかもしれない。
ぴったりのジャケットを選んで、冬の間ずっとアクティブに
ぴったりとフィットするウィンタージャケットを着れば、どんなに嫌な冬の日でも、暖かく、楽しく過ごせる。 頼りになる暖かいアウターウェアがあれば、寒くても気軽に外出し、いつもアクティブに楽しめるだろう。お気に入りのウィンタージャケットに理想のサイズがあれば、最も冷え込む時期さえもが楽しみになるかもしれない。