正しいサッカースパイクと、トレーニング用のランニングシューズの選び方

グラウンドや足に合わないサッカースパイクを履くと、以下の問題が発生する場合があります。
　シューズ：つま先・シューホール・スタッドなどが壊れやすくなる
　足：アーチ機能・踵（脂肪層）などの機能をうまく使えず、捻挫などのけがをしやすくなる
　プレー：正確に蹴れない、速く走れない、当たりに弱くなる、滑りやすくなる

サッカースパイク選びのポイントは4つあります。
　1．グラウンドタイプ
　2．サイズ
　3．素材
　4．プレースタイル

グラウンドタイプは主に3つに分類されます。
　Firm Ground（天然芝）　⇒　スパイクが深く刺さる
　Artificial Ground（人工芝）　⇒　刺さりすぎない、抜けやすい
　Hard Ground/Artificial Ground（固い土/人工芝）　⇒　滑らない、衝撃を分散する

グラウンドタイプに合わないスパイクを履くとシューズが壊れる場合があります。また滑ってしまったり、逆にグラウンドにシューズが引っかかって捻挫や怪我の原因となります。

歩く、走ることによる足のブレ、変形に対応するため、つま先に隙間が必要になります。
つま先の隙間は、スポーツ競技によって変わります。

【アディダスの場合】
　・サッカースパイク　 ／ 5～7mm
　・ランニングシューズ ／ 10～15mm
　・テニスシューズ　　 ／ 10mm

適切なサイズ選び
　・今のサイズより1サイズ落しても問題ない場合、小さいサイズのシューズの方が良いです。
　・X社26cm / Z社25.5cmのシューズで迷った場合、Z社の方が足に合っている可能性があります。

素材は大きく2タイプに分かれます。

天然皮革と人工皮革のどちらが好みかもあるかもしれませんが、状況（天候、試合・練習、体調・怪我などのコンディション）によって上手に使い分けることが良いです。

アディダスのスパイクは大きく3つのモデルがあります。それぞれプレースタイル・求める機能によって違います。自分のプレースタイルにあったモデルを選ぶことでスパイクの効果をより出しやすくなります。

一瞬の速さで切り裂くキミへ。驚異のアジリティをもたらすスパイク。

キック精度で勝負するキミへ。プレデターのレガシーとDNAを次の時代へ継承するデザイン。

無限の感性を信じるキミへ。プレー中の圧倒的なフィット感を追求したレザースパイク。

体力はサッカーをプレーするうえで、重要な要素のひとつです。体力を上げるためにランニングをしますが、ランニングシューズ選びも重要です。まずサッカースパイクとランニングシューズの違いをまとめると以下のようになります。

ランニングシューズは、前進運動を主に考えられて作られています。ランニングシューズでのサッカーや、厚底ランニングシューズでの急カーブなどにはケガの可能性が潜んでいます。

アディゼロ デュラモ スピード

優れた安定性と​軽量性の両立により、​様々なスポーツ部活動や​フィジカルトレーニングで​使用可能なベーシック​トレーニングモデル。​

アディゼロ RC

軽量で反発力に優れたミッドソールには、ダイナミックな動きを可能にするLightstrikeクッショニングを搭載。剛性を高めるTORSIONRODSが、キビキビとした足運びを促す。

最後に怪我の予防とシューズを長持ちさせるシューズの履き方を説明します。

サッカースパイクは、
　・正しいグラウンドタイプを着用すること
　・正しいサイズを着用すること
　・その時の状況に合わせて選ぶこと
　・自分のプレースタイル・求める機能で選ぶこと

ランニングシューズは、
　・モデルによって怪我のリスクや足を鍛える効果が異なる
　・用途にあったモデルを選ぶこと