ランニング
トレイルランニングシューズとランニングシューズを比較する:どんな違いがあるのか?
トレイルランニングシューズが作られた目的とは?トレイル用とロード用のシューズ選び方のポイントを確認して今後のワークアウトに活かそう。
トレイルランニングシューズの基本:トレイルランニングシューズとは?
鳥のさえずりが響きわたり、太陽のやさしい光が木々の間から漏れてくる。冷たい風が歩くペースを上げるあなたの頬をなでていく。そんな気分が上がるワークアウトなら、トレイルランニングがおすすめ。秘境にあるトレイルから、近所の公園の林にある小径まで、トレイルランニングなら、あらゆるレベルのランナーが独自のワークアウトにチャレンジできる。舗装の道路にサヨナラを言う前に、自分のシューズがトレイルランニングに対応しているかを必ずチェックしよう。
ランニングシューズとトレイルランニングシューズの決定的な違いは、どのような地形を走るようにデザインされているかにある。ロードランニングの場合:ほぼすべての道が真っ直ぐで、長距離にわたって平坦な道を走る。一方、トレイルランニングの場合:ジグザグ、デコボコ、坂道や水たまり、木の根などがある道を走る。
どんなトレイルランニングシューズが必要?
トレイルランニングシューズは、ランニングシューズの軽量性と柔軟性と、ハイキングシューズの高いグリップ性と耐久性を兼ね備えているのが強みだ。トレイルランニングシューズの特徴を下から順に見ていこう。
頑丈なアウトソール:通常のランニングシューズより分厚いトレイルランニングシューズのアウトソール。砂利道や泥道でより強いグリップ力を発揮する。
堅強なミッドソール:コンクリートの上を長く走るためのクッション性よりも、トレイルランニングシューズは柔らかな地面でのサポートと安定性を提供する。そのため、ロードシューズよりもミッドソールは硬めで、クッション性は低めになっている。
保護してくれるアッパー:トレイルランニングシューズは、天候、泥、飛散する瓦礫などからあなたの足を保護するようデザインされいる。アッパーは概して頑丈で保護性能に優れ、薄地やメッシュ地は使われない。トレイルランニングシューズって防水性?極端な状況に備えて、断熱性または防水性を備えたトレイルランニングシューズもある。
トレイルランニングシューズとロードシューズのどちらを選ぶか:どのようなランニングスタイル?
では、あなたにピッタリのランニングシューズはどっち?どこで走るのか、フットウェアに求めるものは何かによって決まる。
自然を探求するトレイルランナー:トレイルランニングシューズでハイキング
―安定性が必要な場合:堅強なミッドソールと分厚いアウトソールのトレイルランニングシューズは、石の多いデコボコした地面で走るためのデザイン。
―冷たい湿地の場合:どんな天候でも走りたい?それなら、雪の中、氷の上、滑りやすい道でも走れる強化されたグリップ力が必要。さらに保護性に優れた要素が必要なら、GORE-TEXテクノロジー搭載のトレイルランニングシューズがおすすめだ。
―グリップ力が必要な場合:泥、土、砂利の上を走りたい?頑丈な素材のソールを備えたトレイルランニングシューズを選べば走り続けられる。
―保護性が必要な場合:堅強なアッパーを備えたトレイルランニングシューズなら、飛散する瓦礫や枝、石から足を保護してくれる。
闘志を燃やすロードランナー:ロードランニングに適したトレイルランニングシューズは?
―速く走る場合:速度が目標なら、トレイルランニングシューズより軽めのランニングシューズを選ぼう。
―気温が高い場合:ロードランニング用のシューズは通常アッパーが薄く通気性に優れているため、蒸し暑い気候でも蒸れにくい。
―インターバル、短距離、テンポランの場合:短距離走やインターバルトレーニングによって敏捷性を最大化するなら、ロードシューズが最適。
―アスファルト上での走りをコントロールする場合:アスファルト上だけを走るなら、ロード用にデザインされた柔軟性とクッション性に優れたランニングシューズで足を保護しよう。
トレイルランニングシューズの選び方
ここでは、トレイルランニングシューズの選び方を説明する。自分の走りに合ったシューズを選ぼう。
あらゆる地形を走る:
舗装道路とトレイルを行ったり来たりしながら走りたいなら、軽量化されたトレイルシューズがおすすめ。「テレックス アグラヴィックフロー」モデルなどがある。
雨の日に走る:
濡れきった冷たいトレイルランニングには、「GORE-TEX」テクノロジーを搭載したトレイルランニングシューズを選ぼう。
長距離を走る:
何キロ走っても快適なオフロードランニングシューズ「テレックス 2 ULT」は、長距離のトレイルランニングでもサポート性と安定性を維持するようデザインされている。お試しあれ。