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ニア・デニス:AGENT OF KINDNESS

体操選手でダンサー、ストーリーテラーのニア・デニスは、体操の床でも、床以外の場所でも、
スポーツ界の再形成に貢献している人物。自身にとって最も大切な世界であるスポーツコミュニティを
通じて思いやりの心を広めるという、インパクトのあるミッションに取り組んでいる。

体を動かすことで世界をつなぐムーブメントに

世界クラスの体操選手として、子供の頃から体を動かし続け、バレエや体操を通してスポーツ愛を
培ってきたニア。言葉の要らない自己表現をスポーツが教えてくれたとニアは考えている。
「他の人とつながるコミュニケーションの手段として体操競技とダンスを使い、自分の思いを世界と
共有しているの。動いているときは、本当の自分になれる時間。」

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そしてこの考え方によって、アキレス腱のケガでリオへの出場を断念した2016年など、自身のキャリアに
おける逆境の時代を乗り越えることができた。「体操は、挑戦する機会に満ちている、シビアで個人的な
戦い」と振り返るニア。とはいえ、メンターとしての活動を通じてスポーツコミュニティの再形成を
目指すという目標の達成を心にしまっておくつもりはない。

トップレベルで競い合いたいと思っている若くて意欲的なアスリートたちのメンターとして活動しながら、自身がよく知っている世界とつながっているニア。「次の世代にインスピレーションを与えたいと
思っているの。若い女性たちには、自分たちの幸せを見つけ、何よりも自分自身に対する思いやりを
持つために、メンタルヘルスと内なる声をコントロールすることに力を入れてほしいと思っている。」

「動くことが生きがいです。動くと力がみなぎり、元気になれる。体を動かせば、ダンスも、
つながることも、コミュニケーションを取ることも、自分を自由に表現することもできる。」

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自分自身やその周りの世界と思いやりの心を共有する

「思いやりの心はとても大切。
日常どんなことをしていても、思いやりの心を
人々に広めることは難しくないって
断言できる。」

思いやりの心を育てるには、まず自分自身を労わること。そしてニアのように、自分をいつも支えながら
 成長させてくれた親友やチームメイトに感謝の気持ちを持つよう心がけること。
「ネガティブに感じるときに、周りのネガティブな空気に巻き込まれる必要はない。
思いやりの心を持つだけで、誰かの人生に大きな違いを生み出すことができるはず」
そのような言葉を他の人から聞いたときにこそ、パワーを持つとニアは認識している。
(聞くことは)大きなインパクトを生み出す。」だから、
他の人にもそのようにしてあげられるよう努めている。

スポーツで成功するにはフィジカルとメンタルの両面の強さが必要で、それは自身の心を守ることにも
つながる。

「自分の助けになるこのような方法を見つけるまでは、メンタルヘルスで長い間苦労してきたわ。
メンタル面にはじっくり向き合うようにしているの。」UCLAでコーチから日記の効果を紹介されるまで
日記を書く習慣はなかったニア。
現在は、うれしかったことや悲しかったことなど、感じたことすべてを日記に書いて、どんな理由で感情が変化するのかについての理解に役立てている。「UCLAでは、どんな状況でも本当の自分でいられる方法や希望に満ちたメッセージを他の人と積極的に共有する方法を学んだ」

ニアは感じたことを書き留めるだけではなく、解放されたいと思ったときには、心と活動のリセットと
リフレッシュに頼りになる方法としてヨガニードラをすることにしている。
体を動かすことは、「大胆で爽快、的確で興味深い。しかも無条件に不安なく自由になれる。」とニア。

サマーキャンプでスポーツ界のスターを目指す人たちのメンターを務めたニア。思いやりのエージェントになるための成果が、その仕事を通じて見えてきている。
スポーツに対する愛情や活動を生かして、ニアは自分のような若い人たちをサポートしながら
励ましている。

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誰もが思いやりの心が持てるカルチャーをスポーツ界に創るために

自己成長と心の健康のためには自分自身を愛して思いやることが必要だとわかった。
今は、彼女と同じ業界にいる他の人たちにも同じことをしてほしいと思っている。
「体操界全体のスポーツマンシップが向上していくことを期待している。
すべてのアスリートが互いに高め合い、励まし合うことを、子供の頃から始めることを望んでいるの。
みんなでこのことに取り組み、称賛する人が増えることが願いよ。」
アスリートとしてニアとそのチームメイトが向き合わなければならないこと、それは他の人たちの意見への対応やSNSの存在。「そういうものはあらゆる方面から自分に向かってくる。
SNSはできれば控えめにして、楽しんだり気晴らしをしたりする空間であるべき。ログインして否定的な    
 コメントを見たらとてもつらくなり、人生のすべての面を否定された気持ちになりがち。
なので、SNSではポジティブな言葉を使うようにしている。スポーツ界のスターはその点で大変なのよ。」

アスリートに関するSNS上の誰かの発言に対して、より丁寧に気配りしているニアは、トップから本当の
変化を起こす必要があると確信している。「管理機関やコーチをはじめ、親でさえも、もっと思いやりの
心を持てば、よりよい空間を生み出すことにつながるはずよ。トップから始めることで、私たちの業界も
スポーツ界も、もっと思いやりのある空間を作れるようになる。」

ニアは、スポーツ界の姿勢に変化を起こせるよう取り組みながら、彼女の言うような経験をする人が
いなくなることを願っている。
「人々が堂々と自分たちの技量で成功できるよう、インスピレーションを与えたいと思っている。」

「行動は言葉よりも雄弁に語る」ということわざの通り、ニアの活動の反響は次第に大きくなっている。
本当にポジティブな変化をスポーツ界に起こす動きは順調で、想定を超えて自身の言葉に忠実に
進んでいる。誰もが他者への愛を持てるようインスピレーションを与え、それを後押しして広めたいと
願っている。」


撮影:Alima Lee
スタイリスト:Chasidy Chevonne
ヘアメイク:Johnnie Sapong
メイクアップ:Chadd Bell

「果敢にメッセージを世界と共有したこと、
思いやりがあったこと、愛とポジティブな考え方を
広めたこと、全般的に良い模範となった人物と
して、私のことが人々の記憶に残って欲しい。」

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