running-ss20-adizero-story-header-desktop_143-436104.jpg

ADIZERO - 記録を生み出すために作られたランニングシューズ

スピードは世界新記録保持者だけのものではない。ランニングを日課としている人々をはじめ、全てのランナーのタイムを一秒でも削りたい、そんな思いから開発されたadizeroのストーリー。

ADIZERO 誕生ストーリー : ヒーローはこうして生まれた

数々の勝利と記録を打ち立てたランニングシューズを作り続けて数十年という実績を持つadidasが、速さを再定義するシューズを開発し、さらに限界を押し広げたいと考えたのは2004年のことでした。
1999年からadidasの靴づくりに携わり、世界的に知られるランニングシューズ開発の立役者であり、シューズづくり一筋に研鑽を積んできた日本のシューズクリエイター、大森敏明氏。最速シューズを作るという任務の適任者はその大森氏をおいて他にいませんでした。
大森氏は、靴づくりにおいては足の解剖学に基づいていることが最も重要だという信念の下、生涯を通じて「裏の裏までこだわり抜く」デザイン哲学を深めてきました。
そして実際に人の足型を使用し、最高のフィット感をランナーに提供することを目的としてし、0.01mm単位までこだわって削り出した、 ラスト“microfit(マイクロフィット)”を開発しました。

  • running-ss20-adizero-story-omori-desktop_143-436109.jpg

足とシューズの関係を最適化するには、デザインをシンプルにすることが必要でした。素材とテキスタイルの選択から、ソールの重量とクッション性まで、すべての要素が慎重に検討されました。快適さを損なうことなく最速のシューズを作るには、軽い履き心地が絶対条件でした。
また、エレガントであること、ソックスのようにフィットすること、エネルギッシュにペースを保てること、それらの条件も兼ね備え、さらにランナーにとって、速く感じるだけでなく、見た目もスピード感があるデザインであることが重要です。

設計のすべての段階で、チームは新しい課題も克服しなければなりませんでした。
それはシューズの汎用性と順応性です。つまりトラックで何周も走る、10Kのテンポランニング、トレッドミルを使ったインターバルトレーニング、100キロといった長距離を走るウルトラマラソン、などあらゆるタイプのランニングにシューズが対応しなければなりません。
デザイン・開発チームにとって、一筋縄ではいかない骨の折れる仕事となりました。

長年にわたる試行錯誤の末、ついにadizeroを世界に紹介する日を迎えました。2008年9月、ベルリンマラソンの前夜でした。
エチオピアの長距離走を専門とする陸上選手、Haile Gebrselassie(ハイレ・ゲブレセラシェ)が宿泊していたホテルの部屋で、最初のadizero Adiosプロトタイプを試し履きしました。
ホテルの廊下を往復して走り、着地の際にソールから跳ね返ってくる反発性に感銘を受けたハイレは、翌日のレースにadizeroを履いて走ることを決めました。
そして翌日、彼はこれまでの記録を29秒更新する驚異的なタイム2時間3分59秒で、世界新記録を塗り替えたのです。
これにより、ハイレはベルリンマラソン3連覇の快挙を達成しました。

  • running-ss20-adizero-story-neftanga-desktop_143-436107.jpg

ADIZEROのイノベーションが世界を席巻

2008年の鮮烈なデビュー以来、adizeroは世界クラスの大会で150以上もの優勝を経験してきました。
これらの勝利の陰には、シューズの改良を担うadizeroチームの徹底したこだわりがありました。adidasのランニング部門のフットウェアデザイナーであるMoritz Hoellmueller(モーリッツ・ホーミュラー)は、「私たちのプロセスでは、アスリートの協力を得ながら行うテストと改良を基本としています」と言います。デザイナーたちは、新たなイノベーションを起こすべく、アスリートの声から常に刺激を受け続け、クリエイティビティを発揮する努力をしています。デザイナーが改良を行う度に、それがアスリートたちを鼓舞し、さらなる挑戦に駆り立ててきたのです。

現在、adidas Runners ドバイのキャプテンであり、2児の父親であるLee Ryan(リー・ライアン)も、シューズの進化とともにパフォーマンスを向上させてきました。 adizeroを着用し、2人乗りベビーカーでのマラソンを含め、5つの世界記録を更新しています。
「時を重ねて自分のパフォーマンスが向上してきたように、シューズも改良されてきました」とライアンは言います。 ライアンの言葉の通り、adizeroはアスリートたちと一緒に徐々に進歩を遂げてきました。

  • 3.JPG

ハイレ・ゲブレセラシェがベルリン・マラソン優勝を飾ったちょうど3年後、Patrick Makau(パトリック・マカウ)がadizeroの改良モデルを履き、21秒更新する世界記録をたたき出しました。さらに、2014年、Adizero Japan Boostを着用したDennis Kimetto(デニス・キメット)が、パトリック・マカウの記録を41秒更新し、世界新記録を塗り替えました。
adizeroを愛用するエリートランナーが増え続け、認知度が高まると、幅広い層のランナーから関心が寄せられるようになり、adidasはそれに応える形で、どんなレベルのランナーにも対応するため、adizeroのシリーズを充実させてきました。
adizero Japanを初めてデザインした、Ben Herath(ベン・ヘラス)は、「誰もが速く走りたいと思っているので、軽量性はどのレベルのランナーにも必要な要素だと信じています。それが私たちの、全ての人を速くするという目標になりました」と語ります。 adizeroは、こうしてスピードをあらゆる人にとって手が届くようにしたシューズになりました。

adidas Runners コペンハーゲンのキャプテン、Mathilde Have(マチルデ・ヘイブ)は、adizeroを着用することで彼女自身とスピードの在り方が変わったと感じています。「速いと感じたら、実際ペースアップできました」。
他のadizeroを愛用するランナーのように、マチルデもシューズを履いたことで自信がつき、 速く走れる喜びを再発見することができました。

  • running-ss20-adizero-story-mathide-desktop_143-436105.jpg

ADIZEROはどう変わるのか?

ランナーとランニングシューズには共通点があります。常に速さを求めているということです。あなたがシリアスなマラソンランナーであろうと、5Kランナーであろうと、adizeroは次のレベルへ進みたいランナーに貢献します。この次のadizeroがどうなるかではなく、あなたがどう変わりたいか?それこそが重要です。もし、あなたがより速くなりたいと思っているなら、adizeroシリーズをぜひ試してみてください。

商品を見るiconArrowLeft
会員登録すると
10%OFFクーポンプレゼント
iconCross