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岩渕真奈選手が世界と戦い、勝つために意識している“速さ”

日本代表選手として長く世界大会で活躍しているだけでなく、数年に渡ってドイツのクラブチームでのプレー経験もある岩渕真奈選手。切れ味鋭いドリブルでチャンスメークをし、攻撃をリード、そして決定的なパスや自らのゴールで得点に絡みます。

 ドリブルスピード、パススピード、ゴール前に侵入するスプリントスピードなど、サッカーではさまざまなスピードが必要です。そのなかで、フォワードという、得点に繋がるプレーが求められるポジションの岩渕選手が特に大切にしている速さは、どんなことなのでしょうか。

「場面によって強弱をつける必要があるパススピードは、サッカーらしいところかなと思いますけど、自分が一番大事だと思うのは判断の速さですね」

目まぐるしく局面が変化し、攻守が素早く切り替わるサッカー。判断の遅れは、チャンスを潰すことに繋がるし、ピンチを招くことにもなります。

「先のことを予測しながらプレーすることがサッカー選手にとっては大事なので、常に周囲を見て、状況を確認しておく必要があります。そして、素早い判断ですね。もちろん足の速さも速いに越したことはないですけど、自分より速い選手はいるわけですから。予測がうまくて、判断が速ければ、足の速さで劣っていたとしても相手に勝てると思います」

判断の速さ以外に、岩渕選手が自身のストロングポイントだと感じているのが、短い距離の瞬発的なスピードだそうです。

「3〜5mの距離のスピードは、それなりに自信があります。10mになると海外の選手には敵わないなと思うんですけど」

相手より一歩前に出る、振り切る、裏をとる。ドリブルで置き去りにする。そのスピードを養うべく、トレーニングも瞬発的なスピードを意識して取り組んでいると岩渕選手は言います。

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「筋力トレーニングをするときも、ずっと同じリズムでやるってことはなくて。たとえばスクワットなら屈んだ状態から上にあがるときに、スピードを意識していますね。力を発揮するときの速さは大切にしています」

日本代表選手として世界大会で戦うときに感じるのが、他国の代表チームのゴールに向かう速さだそう。

「それが良い場合もあれば、悪い場合ももちろんあるんですけど、ゴールに向かうスピードは凄いなと感じることがありますし、日本が真似できるのであれば、真似したいなとも思います。カウンターのときの迫力は、チームとして持っているべきなのだろうと思いますし」

逆に日本代表の武器だと感じているのが、瞬間的に思い浮かべるアイディアと、その共有。

「日本は協調性がありますし、局面でパッと同じ絵が描けるというのは武器なのかなと思います。これにゴールに向かう縦のスピードが加えられると良いですよね」

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2019年は、日本代表でコンスタントに得点をあげ、チームに貢献した岩渕選手。2020年の目標は、今まで以上に必要とされる選手になること。

「責任感、自覚という部分は年々増していると感じていて、自分がやらなければという気持ちを持てるようになりました。クラブでも代表でも、いなければ困ると思われるというか、そういう存在感をピッチの内外で発揮できたらと思います。そのためにもケガを減らして、パフォーマンスに波がないコンスタントに活躍できる選手になりたいですね」

判断の速さ、瞬発的なスピードを大切にする岩渕選手が、足元を支えるシューズに求めるのが、軽さと可愛さ。

「スパイクもトレーニングで履くランニングシューズも軽いのが好きですね。速く走れそうな気がするじゃないですか(笑) 手にとった瞬間、軽いと感じるシューズが好きなんです。サッカースパイクって昔に比べたら、もの凄く軽くなっていると思うんですけど、軽いと進化を感じるんです。可愛さもやっぱり大事で、明るい色が入っているシューズが好きですね」

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最近トレーニング中に愛用しているシューズは、反発性の高さと軽さが特徴の『アディゼロ RC』だそうです。

「とても軽くて、足が速くなった気がするので(笑) 気に入ってます!」

ADIZERO RC

もっと速く。もっと前へ。
LIGHTSTRIKEミッドソールの高いクッション性と安定性がスピードをサポートし地面と足の間に快適さを与える。一般的なEVAよりも40%軽量ながら同等の反発力を保つ。

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