190318_FW19_Badge_Run_JStM_1817.jpg

マラソンを快適に走るための服装とは? どんな天候や気温にも左右されないウエアの選び方

マラソンでは、天候や気温がランナーの体調や路面のコンディションなど走りに影響を与えます。記録を狙うレースやマラソン大会ともなると、ただでさえ緊張してしまうのに、気候によってパフォーマンスがうまく発揮できなくなるのはもったいないですよね。

どんな気候でも快適に走るためには、さまざまな条件に合わせたランニングウエアを備えておくのがよいでしょう。今回は、服装選びの基本的な考え方、雨天の日や気温が高い夏の時期、気温が低い冬の時期と、それぞれの条件に合った服装や素材についてご紹介します

マラソンを快適に走るための服装選びの基本的な考え方とは?

長時間走り続けるマラソンを快適に走るには、吸汗速乾性に優れたTシャツやタンクトップが必須! 服装の選び方としては素材にも注目すべきで、吸汗速乾性の低いコットン素材は、汗を含んで重たくなってしまうため、避けたほうが良いでしょう

また、ウエアを選ぶポイントが異なるため、練習用とレース用は別々に選びます。例えば上着を選ぶ場合、レース用には「脱ぎ着がしやすいか」「脱いだ後に携帯しやすいか」「ポケットが多いか」といった観点で選びましょう。レース中どのように使うかをイメージしておくと選びやすいです。

ウエア以外のアクセサリーも重要です。晴天時の強い日差しは体力を奪う要因になるため、ランニングキャップとサングラスなどを準備しておきましょう。また、エネルギー補給剤やドリンクを持ち運ぶことができるポーチもおすすめです。

雨のレースでは撥水加工、発熱素材のウエアがおすすめ

雨天時に走る場合、トップスがTシャツだけでは、雨水が浸透して身体を冷やしてしまいます。特に梅雨時期のレースなど、長時間雨で濡れる可能性があるときには、低体温症などを防ぐために、雨を弾く撥水加工の素材や体温を維持できる発熱素材を採用したジャケットで身体を守ってください。ランニングキャップをかぶれば、雨が目に入ることを防ぐことができ、安全に視界を確保できます。

気温が高いときは機能素材で体温を素早く逃がす

年々暑さを増す、日本の夏。暑さ対策には、通気性が高い「Climacool(クライマクール)」が使われたウエアを選びましょう。換気機能を持った軽量の生地素材で、ウエアの内側に風を送って汗と熱を素早く逃がします。

また日差しの強いときは、紫外線対策も欠かせません。サングラスで目を、ランニングキャップで頭を守ることで、紫外線と直射日光を避けましょう。

気温が低い日には保温だけでなく透湿機能がカギ

秋から冬にかけたレースは、ロングTシャツ(またはTシャツ)にロングタイツを合わせて、外気から肌を守り、さらに防寒用としてジャケットを羽織るのがおすすめです。ただしジャケットは、スタートを待つ間は身体が冷えているので重宝しますが、走るうちに温まったら無用に。レース中は脱いで腰に巻き、携帯するようにしましょう。

Climaheat(クライマヒート)」を採用したウエアを選ぶと寒さ対策になります。この生地素材は、優れた保温性だけでなく、高い透湿性や吸湿性を実現しているため、常に暖かく、ドライな衣服内環境を保つことができます。
また、首や手首などを覆うだけでも寒さ対策ができるので、ネックウォーマーや手袋などのアクセサリーを身に着けるなどもよいでしょう。

  • 190318_FW19_Badge_Run_SM_04222.jpg

トレンドも機能も! 気分とコンディションを整えるウエアを探そう

四季折々の気温変化や天候、朝・昼・夜の時間帯によって、ランナーたちの走る環境はさまざま。そして、人間の体温や発汗も運動によって常に変化するため、それらをうまくコントロールできないと、健康につながるはずのスポーツがかえって、体調を崩す原因になります。

外的な環境から身体を守る機能素材をうまく使いこなせば、どんな気候にも惑わされずに、ランニングを楽しめます。一方で、ウエアの見た目のファッション性も気になるところ。

大会でいつも以上のパフォーマンスを出すには、まず自分の気分を上げつつ、コンディションを整える服装選びから! アディダス オンラインショップでは、トレンドを取り入れたファッション性の高いウエアから、季節に合った機能素材を採用したウエアまで見つけることができます。ぜひチェックしてみてください。

ランニングウェアを見るiconArrowLeft

(執筆:小林有希 編集:ノオト)

会員登録すると
10%OFFクーポンプレゼント
iconCross